子供に残すお金について
最近、"DIE WITH ZERO"という本を読みました。
この本では、"思い出を最大化できるような人生にしよう"という素敵な主張をされているのですが、その中で、子供に受け継ぐお金についての記載がありました。
その内容と、お風呂で自分なりに考えた内容をまとめていきます。
死んでから相続では遅い
"DIE WITH ZERO"では、死んでから大金を相続しても遅いと主張されています。
なぜなら、多くの人にとってお金が足りないのは若い時だからです。
若いうちは体力があるのでたくさんのことにチャレンジできますが、収入が少ないのでチャレンジの内容が絞られてしまいます。したがって、若いうちのネックは金銭面です。
一方年を取ると体力が衰えますが、収入は増える傾向にあります。したがって、思い出を作るネックは体力面になります。
つまり、お金に困るのは若いうちということです。
現在、平均寿命は80歳くらいなので、30歳で子供を産んだとすると、相続するのは50歳になってからです。
体力が衰える前にお金が欲しいというのは納得できますね。
25-34歳にお金を渡すべき
"DIE WITH ZERO"では、子供が25-34歳のうちにお金を渡すべきと主張しています。
確かに、このくらいの年齢は結婚、出産などがあって出費がかさむ一方で、収入が追いつかないですよね。
私も今アラサーですが、結婚した時に親から援助をもらったときはとてもありがたかったです。
今も節約しながらやりくりしてますが、欲を言えばもっと遊びたい。
若い世代の目線でいうと、賛成できる内容です。
自分たちの老後資金は大丈夫なのか
しかし、25-34歳でお金を渡すとすると、自分が50-60代くらいでお金を渡すことになります。
いやいや、老後資金大丈夫?と不安になりますよね。
ここで考えるべきは、いくら渡すかということです。
ライフイベントをベースに考えると、お金がかかるのは結婚式と新婚旅行、新居の準備かなと思います。
実体験をベースに考えると、だいたい500万あれば事足りるかなと思います。
しかし、定年直前に500万渡すのは勇気がいりそうですね。。。
解決策案:積立投資の活用
解決策の1つとして、積立投資があります。
子供が生まれてから月1万の積立を続け、25歳で渡すとすれば、税引き後で491万円を引き渡すことができます。(年成長率:5%、税率:30%として計算)
月1万くらいならなんとかなりそうですし、子供の証券口座に積み立てていけば税金もかかりません。
計画的に進めていけば意外と負担は少なそうに感じました。
まとめ
子供に残すお金として、下記のように考えます。
- 25歳で渡す
- 生まれたときから月1万で積み立てる
辛いときに支えてあげれば家族関係も円満になりますし、投資効果としては十分かと思います。ぜひご参考ください。